3歳児A「おじさん、早く釣ってよ! 待ってるんだよ!」
私「ははは(乾いた笑い)・・・クロダイってのはね、そう簡単に釣れる魚じゃ・・・あと私はおにーさ・・・」
3歳児B「おじさんまだ? もしかして下手くそなの??」
私「・・・」
私を取り巻くように包囲した3人の、ヘルメットをかぶり三輪車にまたがったままの3歳児(←推定)が質問責めにしてくる。
現代の暴走族も様変わりしたものだ。しかも精神攻撃までしてくるとは…。
人当たりよく会話のキャッチボールを保っているが…うぬぬ…。
※注…釣りブログです
・・・
こんにちは。ずぼら系チヌフィッシャーです。
今回は横浜駅の改札から徒歩10分くらいで行ける、知る人ぞ知る釣り場にチニングのテストフィッシングに行ってきました! (釣れなくてもテストフィッシングだとごまかすスタイル)
今日は連休初日の土曜日、横浜は激混みで、それをかき分けて釣り場に向かうのは少し恥ずかしかったですが現地につくとそれはそれで落ち着いた雰囲気でした。
今回の釣り場はポートサイド地区にある「ポートサイド公園」。シーバスが目の前を通るとこですね!
※釣り場のアクセスや情報など、正式な紹介は別記事で数日中にするので是非チェックしてみてください。
場所は足場がとてもよく、公園としての機能もあるのでトイレ・コンビニも至近で気軽に試し釣りができる場所と言えます。
実はここ、15年くらい前に2年ほど住んでいたので釣り場としても私は詳しいほうです。
釣り場からすぐ振り返るとそびえているタワマンの9階に住んでいたことがあり(しかも部屋はこちら向き)、当時は仕事を終わってからシーバスのルアー釣りで毎日通ったものです。
※時合い次第でかなり釣れる穴場です
当時から居つきのクロダイについての情報が豊富なので、いつかクロダイも狙ってみたい…! と思っていたのでここを第1のターゲットとすることにしました。
かつての自宅の目の前であるここで釣りをするのは実に15年ぶりなのでノスタルジーに浸って釣り始めたのですが、釣り始めて早々にやつらに包囲されてしまいました。
ちくしょう・・・今目の前で釣ったらヒーローなのに・・・
その後は彼らの祖母とおぼしきおばあちゃんまで登場し、ネボリハボリ色々聞かれた上に明日の天気のことまで延々と話され…色々応対しながら釣り続けました(笑)
ここはタワマンなど住宅地が豊富で、海辺の公園として地域の方から愛されている場所でもあります。
※釣り人の姿もそれなりにあります
週末の昼前後は釣りをしているだけでも人懐っこい子供や運動しているおとな・通行人・そして同業者(釣り人)の方など、どんどん話しかけてくるので良く言えば退屈しない、悪く言うと人間嫌いですべてを忘れるために来てるんじゃ・・・という方にはきついかもですね(笑)。
で、肝心の釣りのほうなのですが、早くブログ記事を上げまずはフットワーク軽くテストフィッシングをしたかったので、正直条件はそれほど良くないタイミングできてしまったと思います。
〇午前11時半からスタートして大体3時間
〇小潮であまり潮が動かない(一応満潮からスタートし引いていく)
〇足元はそこまで見えている状態
と、クロダイ様のご機嫌は絶対に悪い日。
ただ驚いたのはそんな日にあってもクロダイやボラの姿を黙視することができたと言うこと。
以前から「居つきのクロダイがたくさんいる」と言われていた橋の橋脚付近では「あれ絶対にチヌだ!」と確信する魚影を何度も見ました。
また真昼間でしたが同業者(釣り師)の姿はちらほらあり、全員がクロダイ狙いでしたね。
(到着時に二人、ヘチ釣りをしていました。後半はチニングをしている人も。)
他にも地元で頻繁に来ている…という通行の方から色々話しかけていただき、クロダイだけでなくシーバスについての情報もかなりもらえました。
ここは今でもシーバスのルアー釣りが夜盛んで、シーズンには人がいっぱいで順番待ちで並んだこともあるほど人気なようです。
またクロダイは朝狙うと特にアタリがあるらしく、もう少し条件の良いときにチニングの再チャレをしたいですね。
釣り方としてはワームをつけたジグをしたから軽く振りだして(ちょい投げ?)底まで落とし、それを底を切らないようにしてズル引きしてくるオーソドックスな釣り方。
橋の橋脚周りにクロダイの気配がプンプンしているので狙いたいですが、少々テクニックもいるのと狙いすぎて当たってしまうのも良くないのでほどほどに近くを探りました。
心配していた根がかりはほとんどなく、また魚影も確認できたのでテストフィッシングとしてはいい感触だったのですが、やはりクロダイの釣れる時合いからは遠いので釣れたのは…↓
…もういい(笑)。
とりあえず次は大潮の時や朝・夕・夜など好条件の時にまたテストフィッシングに来ようか…
なんてことを考えて後半釣りをしていると、5-6歳の女の子が寄ってきて私の釣りをじっと見ている。
私:「ははは・・・なかなか釣れないんだよー(笑)」
先手を打って予防線を張る私。
女の子:「じゃあ釣れるまで待ってるね! 3時間くらいならOKよ!」
…目眩がする。あと3時間も釣ってたら気が狂
何とか切り抜けなければ。体育すわりをして観察を始めた女の子に
「今日は魚もいないみたいだ。釣っててもいいことないと思うからそろそろ帰るよ」
と意を決して宣言した。
女の子:「そうなんだ…じゃあ次、きっといいことあるよ! あるといいね!」
私:「お、おう・・・。」
走り去っていく女の子の背中に心で詫びる。
次、いいこと…か。しつこく通ってればそのうち釣れる気もするので頑張るか。
本日の釣果。
3歳児…3人
おばあちゃん(その祖母らしい)…1人
近所のおじさん…確か4人
女の子…3人
外国人のおじさん…1人
ご夫婦…一組
その他釣り人(情報交換)…3人
結論:魚より人間のほうが釣れます(置き竿でOK)
釣り場でこんだけ何もしていないのに人から話しかけられたのは初めてだけど、正直私は悪い気はしない(笑)。
元々シーバス(魚じゃなくて水上バスのほう)も定期的に通るし、「大騒ぎしたら魚が逃げる! あっち行け!」みたいな釣り場じゃないしね。
通いやすくてアットホームな雰囲気で遊べるチニングポイントでもあるので、初心者の方が練習もかねて行ってみる価値はあると思いますよ。
行き方や水深・釣り方など、釣り場としての正式な紹介はまた別記事で近日中にお伝えしますので興味のある方はぜひ。
※追記…詳しい情報を紹介した記事を発信しました↓
よければぜひ。
帰りは遅めのランチを、ヨドバシカメラの地下のナポリタン専門店でいただきました。
ではまた!
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